日本のアニメーションを代表する世界名作劇場には、子供から大人まで楽しめて興奮して感動できる作品が沢山あります。今回は、世界名作劇場の中でも人気の高い作品をランキングで紹介します。人気キャラや名シーンも紹介するので最後まで必見です!
今だからきちんと観たい!世界名作劇場とは?
「世界名作劇場」はテレビで放送されたアニメシリーズのひとつ。日本アニメーションが作成して、提供する企業名を含み「カルピスこども名作劇場」や「ハウス食品・世界名作劇場」として放送されていたテレビアニメの総称です。
世間の解釈の中には1969年「ムーミン」以降の作品だとされていますが、日本アニメーションの公式見解では同社が製作した1975年「フランダースの犬」以降を指すといわれています。
今回は、世界名作劇場の魅力や人気の作品、現在も愛され続ける人気キャラや名シーンをランキングで紹介します。
きちんと見たことない人も知ってる有名キャラも登場!
世界名作劇場はこれまでに約26作品も製作・放送された、日本を代表するテレビシリーズです。そのため、アニメの特集では必ず登場。CMやイベントのキャラクターとして登場する機会も多いです。愛らしい有名キャラは、きちんと見たことがない人でも耳にしたり目にしたりしているでしょう。
また、キャラだけでなく主題歌も知名度が高いです。著名な作曲家が多く参加した主題歌は、家族向けにアルバムになりコンサートで披露される機会も多いです。
泣ける名シーンも見逃せない!
アニメの題材には、基本的に世界中で古くから親しまれ愛されてきた小説や童話が選ばれています。その題材に、日本アニメーションオリジナルのファミリー向け・日本人向けのアレンジが加わることで、子供から大人まで共感できる作品に仕上がります。
アレンジの特徴として、主人公は子供が選別されて年齢は改変されることもあります。また、少女を主人公とする作品が多く、原作とは異なる性別に変更されるパターンもあります。そして、マスコット的な小動物が主人公のそばに寄り添う作品も多いです。
そして、欠かせないのは涙を誘う名シーン。家庭や世間からの逆境に耐えて、愛と勇気をもって純粋に生きる子供が成長するシーンが豊富です。そんな名シーンに、子供たちは親しみや勇気を得て、大人たちは純粋な心に感動の涙を流すのです。
誰もが知ってるあのキャラも登場!世界名作劇場ランキングTOP25
第25位:ポルフィの長い旅
放送期間:2008年1月6日~2008年12月28日
話数:52話
原作:ポール・ジャック・ボンゾン「シミトラの孤児たち」
20世紀ごろのギリシャの小さな村に暮らす兄・ポルフィと妹ミーナを描いた物語です。貧しくも平和な日々を過ごす家族。
しかし、突然の大きな地震が村を襲い家族は離れ離れに…。父と母を失い離れ離れになった二人。つらい現実に打ちひしがれながらも、ポルフィはミーナを探すために苦難の旅に向かいます。
第24位:アルプス物語 私のアンネット
放送期間:1983年1月9日~1983年12月25日
話数:48話
原作:パトリシア・セント・ジョン「雪のたから」
スイスの村に住む貧しい農家の娘・アンネットと弟・ダニー。体の悪い母親を助けながら弟の面倒をみて仲良く暮らしていました。
ある日、幼馴染で親友のルシエンとトラブルになって、アンネットが飼っているオコジョを谷底に投げ捨てられます。助けようとしたダニーは歩けない体に…。アンネットとルシエンが幸せと友情を取り戻すまでの感動物語です。
第23位:大草原の小さな天使 ブッシュベイビー
放送期間:1992年1月12日~1992年12月20日
話数:40話
原作:ウィリアム・スチーブンソン
イギリスの統治から独立を控えた1960年初頭のケニアが舞台の物語。イギリスの野生動物保護管の娘・ジャッキーは、母を亡くしたブッシュベイビーの子供をマーフィと名付け育てます。イギリスへ戻る際もマーフィと一緒。
しかし、船旅の途中で輸出許可証の紛失に気づき故郷へ戻すことを決意。ジャッキーはマーフィを連れひとり船を降りてしまいます。父のかつての部下に助けられながら、密猟者、猛獣、毒矢を使う民族、山火事など苦難を乗り越えマーフィとの別れを迎えます。
第22位:南の虹のルーシー
イギリスに暮らすポップル家の三女で、動物好きで明るいルーシー。家族は農場を求めてオーストラリアへ移住することに。しかし、オーストラリアの生活は苦難も多く生活は苦しくなっていきます。
ある日、ルーシーは橋の上で暴れ馬の事故に巻き込まれ記憶喪失に。解放したプリンストン氏の家で世話になって過ごす間に、徐々に記憶が回復して家族と再会。プリンストン家の好意で、一家は農場を手に入れることができて幸せに過ごします。
第21位:若草物語 ナンとジョー先生
放送期間:1993年1月17日~1993年12月19日
話数:40話
原作:ルイザ・メイ・オルコット「第三若草物語」
マーチ家のジョーはベアと結婚して、伯母からプラムフィールドの屋敷を受け継ぎ、勉強・保護・愛情を必要な子供たちの学校を作ります。そこへやってきた「おてんばナン」。ナンは来るなり少年たちと騒動を起こし、ジョーは自身の活発な少女時代を思い出します。
ジョー先生の暖かい指導の下、学校の中心的存在に成長するナンとプラムフィールドの一癖ある子供たちが織りなす物語です。