なお、毎年この時期に放送される同番組だが、炎上騒動などの“事件”がたびたび起きている。その中からいくつか振り返りたい。
『ベストヒット歌謡祭2024』乃木坂46メンバーの生歌が「ヘタすぎる」と物議
『ベストヒット歌謡祭 2024』では、同い年のアーティストが集結し、生まれ年のヒット曲を披露する企画「BIRTH SONGメドレー」を放送。
その中で、1999年生まれの乃木坂46・梅澤美波、同・田村真佑、同・弓木奈於、FANTASTICS・中島颯太、JO1・川西拓実、Aぇ! group・小島健がポルノグラフィティの「アポロ」を生歌で披露した。
だが、乃木坂メンバーの歌唱力がネット上で物議を醸し、「乃木坂3人とも歌ヘタすぎて、放送事故みたいになってる」といった声が続出。
こうした意見に対し、「ネットで言われてるほどヘタだった? 十分うまいと思ったけど」「生まれ年の縛りがあったから、歌うまメンバーが集まれなかっただけ。彼女たちは悪くない」とフォローするファンも見られた。
『ベストヒット歌謡祭 2021』NiziUのステージが「ちぐはぐ」と騒ぎに
21年11月11日放送の『ベストヒット歌謡祭 2021』では、9人組ガールズグループ・NiziUが1stアルバム『U』(同)のリード曲「Chopstick」を世界初披露。パフォーマンスが行われたのは番組メイン会場の大阪「フェスティバルホール」ではなく、当時大阪・難波にオープンしたばかりの世界的建築家・隈研吾氏が手がけた「ホテルロイヤルクラシック大阪」チャペル内からの中継だった。
赤と黒を基調にした衣装を着たメンバーは、周囲にスタンド花やオルガン、キャンドルといった結婚式会場の定番アイテムが置かれたスペースで「Chopstick」を披露。
楽曲そのものやメンバーのパフォーマンスに関しては視聴者から賛辞が相次いだが、「音響とライティングがしょぼすぎた。メンバーも狭くて踊りにくそうだったから、普通にホールで初披露してほしかった」「曲と場所と衣装がちぐはぐ」と不満の声も噴出した。