「Royal Jersey Series」は、スエットジャージィというアイコニックなアイテムを、ドレスやスカートなどのフェミニンなラインへと発展させ、ギミックを施したユニークなコレクションだ。
アイテムの中心素材には、世界的に評価の高いA-GIRL’S社の丸編み素材を使用。
国内随一の丸編み生産量を誇る和歌山県で、こだわり抜いた原料から生まれた素材は、海外素材にはない独特の肌触りと軽さを実現するそう。
「Silky Pleats」は、プリーツが施され、ジャージィ縫製によって作られたアスレチックプリーツプロダクト。
東レが開発したナノテクノロジーによって作られた、絹と同様の断面形状を持つ糸を用いたKinari天竺ニットを使用している。軽量で深みのある光沢と艶感を持つ。
「Paper Jersey」は、成分の異なるポリマーを原糸内部に精密に配列し、和紙のような風合いと機能性の両立を実現し編み立てられたスムースジャージィ。ボリュームシルエットにも関わらず、軽量でシワになりにくくイージーケアな、フルアイテムプロダクトだ。
東レのナノテクノロジーによって開発された、和紙のような心地よい風合いと合繊の機能性を両立させた最先端複合繊維Camifuを採用している。
滝沢直己氏のプロフィール
滝沢直己氏は、1993年~2007年に「ISSEY MIYAKE」のクリエイティブディレクターを務め、2006年に独立。2011年からは「ユニクロ」のデザインディレクター、2014年からはスペシャルプロジェクトのデザインディレクターに就任した。
2010年からは美智子皇后殿下(現・上皇后陛下)の衣装デザインを担当。2024年からは「無印良品」の衣服・雑貨部企画デザイン室長、および「MUJI Labo」のデザインディレクターを務めている。
このほか、国内外の多岐にわたる様々な分野のクリエイター、アーティストとのコラボレーションによる服づくりや、フランクフルトバレエ団のコスチュームのデザイン、パリの国立ケ・ブランリー美術館のカーテンのデザインなども手がけている。