セクハラ・パワハラを疑われる言動

出世する人はセクハラ・パワハラといったハラスメントを疑われることをしません。その行為が自らのキャリアを台無しにするリスクを承知しているからです。

厚生労働省によるパワハラの定義は以下の通りです。

(1)身体的な攻撃(暴行・傷害)
(2)精神的な攻撃(脅迫・暴言等)
(3)人間関係からの切り離し(隔離・仲間外し・無視)
(4)過大な要求(業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害)
(5)過小な要求(業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと)
(6)個の侵害(私的なことに過度に立ち入ること)

引用:厚生労働省「こころの耳」

上司が性的な誘いや言動で部下に不快な思いをさせる「セクハラ」も業務上のパワハラにあたります。会社のトップでもパワハラ行為で地位を追われているケースはよくあります。

昔は許されていた行為がハラスメント認定される今の時代は、疑われる言動にも注意する必要があるでしょう。

出世する人はそのような時代の変化にも敏感で、自分の中に古い価値観があっても時代の変化に合わせて柔軟に価値観を変えていきます。

まずは形から。出世する人の行動をまねしてみよう

出世する人は計画性のない行動を嫌い、自らの計画にもとづいて決めたルーティンを続ける強い意志を持っています。

また、業務全体がスムーズに執り行われることを最重要視し、自分一人が仕事を抱えることをよしとしません。

加えて、パワハラセクハラなどのハラスメントを疑われる行為を厳に慎み、時代の変化に自分を合わせていく傾向があります。

仕事でキャリアアップを図り出世したい人は、まずはそのような行動を形からまねしてみるといいでしょう。

 
文・大岩楓
元銀行員ライター。預金・為替業務に長く携わった経験をもとに、節約などの記事を多数執筆。現在はジャンルを広げて教育系の資格を生かした記事まで幅広く執筆。

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