■犯人は6歳の少年

通報を受けた警察は早速レンガのありかを捜査。すると、この「殺人犯」はなんと6歳の少年であることが発覚します。

少年は以前、割れ欠けていた歩道から後に凶器となるレンガを取得しており、その後彼が住む25階の窓からなんとなく投げ捨てたことから不幸な事件に繋がってしまったというのです。

投げた方も投げた方で、人に当たるとは全く思っていなかったことが予想されます。

■事故対策は無し?

近隣住民によると、この地域は以前から落下物による事故が頻発していたにもかかわらず注意書きなどの対策を全く行っていなかったそう。

被害にあった男の子の家族は悲しみに暮れ、この6歳の少年を訴えると息巻いていることがわかりました。

以前、ベランダから投げたリンゴが散歩中だった乳児に命中し、裁判で「過失あり」とされた少女の件を見ても、被害者家族は勝訴する確率が高いと思われますが、子供の命はどうあがいたって戻りません。

増え続ける事故の再発を防止するためにも、何かしらの規制が必要になってくるのではないでしょうか…。