高層マンションが立ち並ぶ都心部では、高層階ならではの事故も多発するもの。
日本では人が落下する事故のイメージが強いですが、近年中国ではベランダから落とされた物にあたり死亡するという凄惨な事件が相次いでいます。
高層階から投げられた場合、たとえ軽い物だとしても大きな衝撃を与えてしまうことが多いのですが、この度なんと「レンガ」が投げ落とされたというニュースが報じられました。
■空からレンガが降ってくる
現地メディアの報道によると、事件が発生したのは中国・三門峽湖濱区という場所。ある母親が5歳の息子と共に近所に住む祖母の家へ向かっていたところ、突然レンガが空から落下してきたとのこと。
不幸にもレンガは息子の頭部に命中し、その場で大量の血が流れたそうです。
母親は急いで救急車を呼び、息子の治療を病院に願いましたが、医師の奮闘もむなしく、4時間後に帰らぬ人となってしまったのだとか…。
■ちょっとそこまで、のハズが…
中国は「社区」といっていくつかの高層マンションが密集している場所を区域として分ける文化があり、この親子も、同じ社区内の祖母に会うため家を出ただけのこと。
こういった住宅形式の場合庭部分は共同なので、どうしても他マンションの下を通過しなければならない作りになっています。
その為事故が起こりやすい、と考えることも出来ますがまさか空からレンガが降ってくるなんて思いもしない人のほうが多いでしょう。油断も隙もありません。