3局から2局体制に移行する11月から12月にかけ、NHKはアナウンスを繰り返し、周知を徹底したが、ネットには、

「BSプレミアム見れなくなってる!」
「知らぬ間にBSのチャンネルが減ってた。BSプレミアムって終わったのか」
「毎週録画していたBSプレミアムの録画見てびっくり 12/1から変わるの知らなかった」

と、驚きの声が次々と上がっており、

「4K放送見れない環境の人は 実質値上げなのでは」
「BSプレミアムなくなるのにパワーアップとかNHKふざけてるのかな」
「101chにお引越しったって全部じゃないし 単に選択肢が減っただけじゃん」

といった不満の声も少なくない。さらに驚かされるのは、視聴できるテレビ局が2局から1局になったのに、受信料はちっとも変わらないことだ。

「現在NHKの受信料は、地上波+BSで月1950円。確かに受信料は今年10月から1割値下げされましたが、それとBS再編を繋げるのは、ちょっと話が違います。もとよりNHKは、放送センター建て替えのため、莫大な剰余金を貯め込んでおり、各方面から批判されていた。これを受けてNHKは、何度は受信料値下げを検討したが、経営委員会によって却下されたり、値下げ幅が微々たる額だったことで、さらなる批判を浴びた。10月の値下げは、菅義偉首相(当時)が国民の歓心を買うため、政治主導で値下げを命令したため、渋々実施されたものです。NHKは『再放送番組を減らすので、見られる番組は減らない』と説明しましたが、つまりそれは、視聴者がこれまで再放送のために高い受信料を払わされていたということ。1割程度の値下げではとても足りません」(週刊誌記者)