最終的には、警察に複数の通報があったことで警察官が駆けつける事態になり、後日に同番組を手がける制作会社「フジクリエイティブコーポレーション」が「撮影現場の近隣住民の方にご迷惑をおかけしてしまったことを深くお詫び申し上げます。今後このような事の無いよう、スタッフの指導を行うとともに徹底してまいります」と謝罪した。
この問題では先述の「一般の方々と我々は違うんです」という、時代錯誤なテレビマンの特権意識がうかがえる発言がネットで拡散され、大きな炎上騒動になっていた。
この騒動が起きてから間もないのに、今回の「お祭り」的な映画化の発表となったため、眉をひそめる人が続出。SNS上では「ついこないだ大炎上したのによく映画化なんてできたもんだよ」「発表のタイミング悪すぎでしょ」「この作品が一般の方に迷惑をかけて作られたかもしれないと考えたら観たいと思えなくなる」「迷惑ロケのことを知ったら素直に映画化を喜べない」といった厳しい声が相次いでいる。
映画化は20周年を記念したとっておきのメモリアル企画だったはずだが、悪評からの「逃走」は容易でなく、逆風にさらされながらの公開になる恐れがありそうだ。