「旧ジャニーズが9月7日に行った会見では、記者から『Mステ』に他社のボーイズグループが出演していない状況に関する質問も飛び出し、東山紀之新社長が『(今後の忖度は)必要ありません』と明言。その後、同29日放送の『Mステ』3時間スペシャルには、7人組ボーイズグループ・BE:FIRSTが初登場。10月20日放送の同番組2時間スペシャルには11人組ボーイズグループ・JO1も初出演を果たしました」(芸能ライター)

 そして今月10日に放送が予定されている『Mステ』2時間スペシャルには、JO1の“弟分”的グループ・INIが初登場する。なお、JO1は20年3月4日、INIはBE:FIRSTと同じ21年11月3日デビューのグループだ。

「いずれもデビューから2~3年遅れでの初登場で、JO1もBE:FIRSTも複数曲を披露。INIも3曲歌う予定で、ファンは大喜びしています。しかしこれにより、旧ジャニーズからの出演妨害、番組側の忖度の弊害があったことが強調されてしまい、あらためて視聴者に衝撃を与えたのではないでしょうか」(同)

 テレ朝サイドが“非ジャニーズ”のボーイズグループの出演を解禁したのは、同社との癒着というネガティブイメージを払しょくしたいからと考えられるが、「正直、この決断が番組にとってプラスになるとは思えない」(同)という声も聞こえてくる。