元々所沢のタイソンは瓜田純士の弟分だったのもあったが、関係がこじれ絶縁状態になってしまった。さらにその事を本に書いてしまい関係性がより悪化してしまう。エンタメの境界線を超えているようにも見えた。
そんな環境が悪い中、今回のBreaking Down9でのオーディションに所沢のタイソンが登場した。審査員には瓜田純士がいる。関係性が最悪な状況で出演した所沢のタイソンに、まずは一緒にオーディションに来ていたごぼうの党・代表、奥野卓志が「おい豚……」と所沢のタイソンを煽りほとんど会話することなく乱闘になる。
Breaking Down8の本戦でこの2人が揉めたらしく、その後も動画で苦言を所沢のタイソンがしたということを怒る奥野卓志。揉み合いになりすぐに本戦決定となる。ここまででも十分ハラハラするのだが、今度は審査員席に座っている瓜田純士が近寄ってくる。「俺になんかいう事ないのか……」と言ったかと思うとすぐに所沢のタイソンに殴りかかる。因縁があり、現場での発言は恐らく本音で怒って実際に手を出したくて出しているとは思うのだが。ここでの瓜田純士はどこまでをエンタメと見ているかだ。
Breaking Downのオーディションは派手で過激なパフォーマンスほど再生数は伸び、本戦に出場が決まりやすい。なので参加者はつかみ合い、平手で殴ったりする事や蹴ったりなど過激なパフォーマンスが多発する。しかし、今回の瓜田純士は所沢のタイソンに対して有無をいわさず殴ったのはかなり本気で怒っているようにも伺えた。ただ瓜田純士もYouTubeチャンネルを運営し、かなりの策士なので殴ってはいるが強さは加減している可能性はある。その後も前蹴りを所沢のタイソンにお見舞いし、タイソンも殴り返そうと拳を振りかざしていた。
そこで瓜田純士の「お前8月絶対試合出ろよ」とちゃんと奥野卓志との試合をピックアップして下がる辺り冷静な面もちゃんと持ち合わせていた。腹の立つ事はしっかりと発言しオーディションの妨げになるような出過ぎた真似はしない、瓜田純士の策士ぶりに境界線はどこなのか考えてしまう。とりあえず現在言える事は所沢のタイソンの周りには敵しかいない。