◆「全部おまえのせいだ!」妹もコンプレックスを感じていた

 妹に何を言っていいのかわからず、黙ってみているしかなかった麻美さん。しかし、玄関のドアを開けてふいに麻美さんに振り返った妹は憎しみの形相を浮かべてこう言い放ちました。

妹へのコンプレックス
「『お前が親の言うことばっか聞いてたから、私がこんなことになったんだ!全部おまえのせいだ!』って。すべて私が悪いということを怒鳴り散らして去っていきました。

 私からすれば自由奔放で人生を謳歌している妹に対し、どこかうらやましさを感じていたのでこれには驚きました。あの子はあの子なりに私に対してコンプレックスを感じていたんだなぁ、と……」