エリトリアの首都アスマラにある有名なアール・デコ様式の映画館です。1937年に建設されたイタリアの植民地時代の建築物の一つとして知られています。この映画館は、当時のイタリアの建築家マリオ・メッシーナによって設計されました。建物の外観は、45個の丸いライトと「Cinema Impero」という縦書きのネオン文字が特徴的です。内部には、オリジナルの設備や座席がそのまま残されており、歴史的な雰囲気を感じることができます。現在も映画館として使用されています。
シアトル・アスマラ(Theater Asmara)
エリトリアの首都アスマラにある歴史的な劇場です。この劇場は1918年にイタリアのエンジニア、オドアルド・カヴァニャーリによって設計されました。劇場の建築様式はロマネスク・リバイバルと新古典主義の要素を組み合わせており、内部の天井にはアール・ヌーヴォーの傾向を示す絵画が描かれています。特に、サヴェリオ・フレサによるダンスのイメージが描かれた天井画が有名です。劇場の一部はカフェとして利用されています。
シネマ・ローマ(Cinema Roma)
1937年に建設された歴史的な映画館です。イタリアの建築家ロベルト・カッペラーノとブルーノ・スクラファーニによって設計されたアール・デコ様式の建築が特徴で、ファサードには大理石が使用されています。映画館の1階はカフェ。内部はクラシカルな雰囲気で、昔の映画ポスターや映写機が展示されています。
オデオン・シネマ(Odeon Cinema)
こちらもアスマラの歴史的な映画館です。建物はアール・デコ様式の美しいデザインで、かつてはアスマラのエンターテイメントの中心地として親しまれていましたが、現在は閉鎖されています。