それで「嵐メンバーの独立」が打ち止めになるかは微妙なところだ。性加害問題の影響で退所を決断した元V6の岡田准一、生田斗真、そして二宮は全員が妻子持ちであったことから、家庭を守るために独立を選ぶという意味で、同じく妻子ある相葉雅紀も後に続くのではとささやかれている。無期限の活動休止が続いている大野智はそれ以上に不安定な立場で、リゾート開発ビジネスに夢中で芸能活動への意欲を失っているとも伝えられていることから、いつ退所してもおかしくない。現時点で独立の心配がなさそうなのは、12月に初のソロ写真集の発売が決定している松本潤だけだ。

 性加害問題の影響を避けるための独立というのは理解できるが、もし二宮に続いて他のメンバーたちも退所することになれば、いかに「嵐に所属したまま」といってもグループ活動の再開は極めて難しくなるだろう。そのため、ネット上のファンからは「櫻井くんが独立したら嵐の復活もう無理そう」「独立したほうがいいのは分かるけど、嵐がなくなりそうで怖い」「ファンクラブ継続のためだけに嵐を残すみたいな感じになるのでは」といった不安の声が漏れ聞こえている。

 櫻井がどのような決断を下すのかによって、多くのファンが復活を熱望している嵐の今後も大きく変わっていきそうだ。