松本人志、グローバル企業ほどCM取り下げ「早い」?
このほかにも、スペインや中国、イギリス、カンボジアなど、多くの海外メディアが松本の騒動を報道。その多くがジャニー氏の性加害問題にも触れているため、日本人のSNS上では「まだ事実かどうかもわからないのに、ジャニー氏問題と並べて伝えるのは先走りすぎでは?」と疑問の声も散見される。
なお、松本は現在も以前と変わらずテレビ番組に出演しているが、昨年12月29日放送の『人志松本の酒のツマミになる話 2時間スペシャルin福岡』(フジテレビ系)では、提供企業数がふだんより半数近くに減少した上、ACジャパンのメッセージ広告まで流れていたことから、早くもスポンサー離れの可能性が指摘されている。
旧ジャニーズ事務所が会見でジャニー氏の性加害を認めた際には、所属タレントを起用する複数の企業がCMを差し替えるなどしていたが、グローバル企業ほどその決断が早い印象もあった。
性加害問題は日本以上に海外からの風当たりが強いため、松本の出演番組のスポンサーに関しても、ジャニー氏問題と似たような傾向が見られるかもしれない。
日本を代表するコメディアンの性加害疑惑とあって、海外での関心も高い松本の騒動。吉本側は完全否定しているが、松本への影響は今後じわじわと広がっていくのだろうか。