2017年から「日清のどん兵衛」のCMで、あざとい“どんぎつね”を演じていた吉岡。しかし、このCMは2022年で終了している。
「どんぎつねは、まさに“男性ウケ”を意識したキャラクターでした。そのCM終了は、象徴的な“脱男性ウケ”だと言える。メジャーな作品への出演が減り、あざといCMもなくなれば、自然と性的なイメージを求める層から視線を受けなくなります。そうしたなかで、『たーたん』は久しぶりのメジャー級ドラマだった。また、『たーたん』が放送される予定だった日本テレビの4月期の土曜10時枠では、同じキャストで別のドラマが急ピッチで制作中と報じられています。経緯が経緯なので、“キャストありきで作品を作るのか”とすでに批判的な声も多いなか、制作中止にしろ新作の制作にしろ、自分の中で消化するのは簡単ではないでしょう。でも、ここが踏ん張りどころとも言える。世間の関心が集まるなか、まさに俳優としての力が問われます」(同)
さまざまな事情を抱える次のドラマを、吉岡はどう背負っていくのか