そこの眩しさに憧れ、芸能界は常に新人が舞台に上がってくる。実はそれは表向きのパフォーマンスでもある。面白い人、歌が上手い人、踊りが上手い人は沢山いて、なぜその人が使われているかが重要なポイントなのだ。当然話題性で起用することもある。ただ話題性だけで注目された人はすぐに飽きられ、次第に話題ではなくなる。
仕事が多くある芸能人がしているのが「空気を読む。いま自分はなにを求められているのか、何を言ったら喜ばれるのか、また呼ばれるにはどうしたらいいのか、と考え、そこを乗り越えた芸能人だけが次の仕事にありつける。しかしそれだけでは仕事は来続けない。
もう1つ必要なのが「可愛げ」だ。空気を読み好かれていると、話題性があるタイミングで仕事は増え、後にも続け売れる事が多いと思う。組織のルールには逆らえないのが空気を読む事でもあり、可愛げを保ち続ける事でもある。権力者がいて、青いものを赤と言ったら、赤というのが空気を読む仕事でもある。世間が青だとのちに言うと察知した芸能人は賛同もせず否定もしないというやり方もある。組織に入ると本来の間違いが間違っていないという事も多くある。次第に時間が経つにつれて慣れていき、そのルールに則った立ち振る舞いをする。バラエティ等で視聴者が笑っている発言は、言っている人がそう思っているから発言しているのではなく、笑ってくれるから発言している場合が多い。
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