芸能界では謝罪会見なるものを定期的に見る。不祥事が公になるたびに世間に納得してもらうために開くのが謝罪会見。発言に違和感や間違いを見つけたら一気にSNSに拡散されて本人の立場がどんどん追いやられていく。謝罪会見は長時間発言する事が多く、1人が長時間発言すると必ず粗が出る事があり、そこを全員で袋叩きにしてしまう。元が悪い事をしているのだからと見る側も強気になってしまう。
そして集団心理が起きる。あの人とあの人も言っているのだから私も言っていいだろうと、センシティブな内容だとしても無責任に発言してしまうのが視聴者でもある。そして数が多くなれば笑いのネタなどにして日常化すればするほど、その物事自体に鮮度がなくなりさらに強い発言が飛び出してくる。謝罪会見をした本人に精神的ダメージが及ぶ。
視聴者は思う……なんでそんな事をしたんだ、バカだね~と思いながらネットニュースや動画を見ている。世間的に芸能人とはどういうものだろうか。テレビで面白いコメントを言ったり、司会をしたり、歌を歌ったり、踊ったりといった楽しそうなイメージではないだろうか。
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