◆秒速解散、この出会いから学んだことは

マッチングアプリ
あまりのしんどさに「トイレに行く」と言って席を立った舞さん。

自称Mくんな賢人さんと物理的に離れると、ふつふつと「自分は何をしているんだろう」と虚しくなり、「仕事ですぐに確認して欲しいことがあると言われて…」と“架空の用事”を作り解散を切り出したと言います。

「期待しすぎていた私が悪いのですが、それでも5年前の別人と思われる写真を使っているのはちょっと……。一緒に食事していても帰りたくて、今後会うこともないだろうなと思ったので、時間のムダだなと切り上げてしまいました」

店を出たタイミングで、彼から「今度いつ会える?」と尋ねられたそうですが舞さんは「あ、ごめん。また連絡する!」と電話を確認するフリをして早々に退散。

足早に店から離れ、時計を見てみると、なんと1時間も経っていなかったそうです。

マッチングアプリでは男女ともに“盛れてる写真”を使うもの。「すごくタイプ」「イケメン!」と心躍ってしまう気持ちもわかりますが、会ってみないと本当のことはわかりません。

今回、お話を聞かせてくれた舞さんも「この経験がきっかけで、すぐに会わないことと容姿については期待しすぎずに会うことを学びました」と照れくさそうに語ってくれました。

<文/瑞姫>

【瑞姫】

1994年生まれ。奈良県出身。エンタメメディアでの芸能ライターとしての経験を経て、フリーランスのライターに。主にエンタメ・トレンド系の取材・インタビューを中心に、恋愛コラムの執筆を行っている。フォロワー数4.5万人のTwitterでは恋愛・美容系について発信する、インフルエンサーとしても活動中。漫画と散歩と猫が好き。

Twitter:@mizuki32k