◆なんと我が家の隣に家を建てちゃった

「なんと、Wさんが我が家の隣に新しく家を建てたんですよ! もうビックリしました」

 Wさんはそれなりに良い企業に勤めていたらしく、意外にもローンがすぐ組めたのだとか。嬉しそうに引っ越しの挨拶のタオルを持ってやって来たWさん。その日から「お隣なんだから助け合いましょうよ」と託児攻撃が再開したのです。

隣り合った住宅
「さすがに隣の家だと、わざわざWさんのご両親に声を掛けづらくて、面倒を見るしかなくなってしまいました。」

 さらにWさんは、M子さんの許可も得ずに何日も家を空けて旅行に出るようになりました。そのたびにWさんの子どもはM子さん宅を訪ね、食事をせがむようになったといいます。これ、ネグレクト(育児放棄)では…?

「でも、その頃にはもうWさんの子どもも慣れたもので、食事だけ済ませたらさっさと帰って自宅で寝ていました。うちの息子とその子も決して仲良しというわけではなく、学校では挨拶もしない関係のようでした。今思えば、Wさんの子も肩身の狭さを味わっていたんじゃないかと思います」