◆小学校高学年になった息子の本音

小学校高学年になった息子の本音
「だんだん子どもが大きくなってくると、吉池さんにベッタリ懐き、夫や義母にはあまり近寄らなくなっていきました。それはそれで『マザコンに育てている』と批判されましたが、わたしはそうではないと思いました。子どもってよく人を見ているんですよね。自分に寄り添ってくれる人か、それとも外野から愚痴って何もしない相手かを判断しているんじゃないかと思いました」

 それ以降、夫や義母になんと言われようとも、子どもの気持ちを第一に考えて育てていこうと決めたそう。そして数年経ったころ、息子の本音を聞くことができました。

「いろいろ言われ続けましたが、息子が小学校高学年になり、夫や義母のあしらいが上手くなってきました。夫や義母は『成長したわねぇ』と言っていますが、息子は夫や義母のことを『ああいう人たちだから仕方ないよ』とアッサリ。わたしよりも大人だなぁと感心しました」