◆子どもに寄り添って育てたい、という方針に難色
人見知りは、数をこなせば治るものではなく、その子が持っている性格からくるもの。警戒心が強い子には当然人見知りや場所見知りは起こります。
いろんな場所に連れて行っても人見知りが増すばかりの息子を見て、無理やり出かけるよりも、安心して過ごせるほうが良いのではと考えた吉池さんは、子どものペースに合わせてゆったり育てようとしていました。
そんな吉池さんの方針にも、夫と義母は難色を示します。
「あれこれ悩んで、いろんな人に相談して手探りで育てているのに『そんなに甘やかしているとダメな子になるんじゃない?』とイヤミを言われます。経緯を説明しても、ろくに耳も貸さずに全否定って、ひどいですよね。夫は人見知りをしなかったかもしれませんが、いろんな子どもがいることを理解できないんでしょうね」