◆副業よりも「副業したい人を支援」する方が儲かる
「婚活実態調査2022」(リクルートブライダル総研調べ)によると、いつか結婚したい未婚者のうち、結婚相談所利用経験があるのは2022年でわずか5.2%です。取材した3人とも結婚相談所の利用経験がない上に婚活中の知り合いも身近におらず、あまり調べずに開業していました。
この経験を通してAさんは、副業をする人には40代後半以降のネットやITに疎い方も多いことに気が付きました。現在、Aさんは副業を始めた人向けにCanva(無料グラフィックデザインツール)の使い方を教えたり、チラシを作ったりするサポート事業を始めて、月数万円の副収入を得られるようになったといいます。
副業ブームに乗るなら、副業したい人を支援する事業が一番儲かるのかなと感じました。
※この内容は、実在する結婚相談所開業経験者から直接ヒアリングをした内容を脚色せず、伺った事実と当事者の心情を記事として成文化した内容となります。特定の結婚相談所連盟及び会社・団体を評価・批評するものではありません。
<取材・文/菊乃>
【菊乃】
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt