◆実家にいつづける息苦しさは年々強くなり…
高校卒業後、かなみさんは奨学金を借りて専門学校へ進学します。
実家から専門への通学がとても不便であり、早く家を出たい気持ちもあったことから入学早々、複数のバイトを掛け持ち。課題にバイトに多忙な日々を送っていると、母親から不満をぶつけられてしまいました。
「そんなに働いて何になるの?」「専門なんか行かないで四大へ行けばもっと遊べたでしょうに」「最近お母さんに冷たいね」「一緒に居たくないからバイトを詰め込んでいるの?」
実家の息苦しさを感じていたかなみさんは、年々親への態度を取り繕えなくなっていたとのことでした。