◆マイナースマホは外車に乗ってる感覚
これまでの清野さんの携帯&スマホ遍歴を伺ってみました。
「携帯を持ったのは遅くて30歳すぎてから。まずはエリクソン、ノキア、モトローラときて、BlackBerryです」
90年代に人気だったマニアックでおしゃれな機種を通ってきているようです。2010年前後は、オバマ大統領が愛用していたこともあってBlackBerry全盛期でした。
「BlackBerryは、Bold、9900、Passport、KEY1、KEY2、KEY2 LEと6代に渡って使い続けました。iPhoneより安いのも魅力ですが、BlackBerryの良さは圧倒的にデザイン。見た目が9割ですから」
たしかに物理キーボードと小さめサイズの画面のバランスが絶妙で、裏面のロゴもかっこいいです。当時、外資系金融マンが活用しそうな有能オーラにあふれていました。
「何かの機会にスマホを出すと、『それなんですか』って言われる。その優越感がたまらなかったです。珍しいのですごい言われました。例えると、外車に乗ってる感覚です」
20代の頃はデザイン重視で外車を選んでいたという清野さん。その車欲がスマホ欲になったのでしょうか。経費削減でかなり経済的な趣味です。