◆「出世すると結婚できない」という偏見を捨てたら年収が急増

これまでずっと真面目に生きてきた超高学歴のDさんは、自分に合う男性がいないことに悩んでいました。彼女もBさんと同様に、男ウケする女性を演じており、それを苦痛に感じていたタイプです。

キャリアの積み方もお金の使い方も堅実なバリキャリで、自分のレベルを下げなければ結婚できないのだと諦めに近い気持ちでいました。

そこで私はDさんに、「自分に嘘をつかなくていいなら何をしたい?」と聞いてみたんです。彼女の答えは、「出世したい」。「だったら、自分の中にあるリミッターをいっぺん外して、思いっきり仕事してごらんよ」と伝えました。

職場 女性
彼女は「出世をしたら結婚できなくなってしまう」という考え方を、いったん捨てました。そして、全力で仕事に打ち込み始めます。

もとが優秀だったこともあり、しばらく後に取締役のポジションを得て、なんと年収が500万円アップしたのです!「サラリーマンで500万アップって珍しいよね」と笑い合いました。

恋愛面にも大きな変化が訪れ、逆にモテるようになったとか。

新卒の男子に告白されたり、学生時代の同級生から誘われたり…。これも、「広く“男性一般”にモテる必要はなくて、たった一人に愛されれば十分なのだ」と気付いたからでしょう。