好きな彼の夢は応援したいもの。たとえそれがかなり困難でも、一生懸命尽くすことが彼への愛情表現だと思っている人もいそうです。
でも、時にはうまくいかないこともあります。今回は、そんな彼氏のために一生懸命な彼女に起こったエピソードを紹介します。
◆大学の学園祭で一目惚れした彼
「彼の痺れるような演奏に心を奪われたんです」
そう話すのは、今回お話を聞いた加奈さん(仮名・33歳)。その昔、大学の学園祭で一目惚れしたかっこいいギタリストがいました。ルックスも音楽性も加奈さんの好みで、学園祭が終わってしばらくしてから人生初の告白をし、二人は付き合い始めたそうです。
「飲食店でアルバイトをしながら楽曲作りに励んでいる彼を、心から応援していたんです。ずーっと鳴かず飛ばずでしたが、諦めないその姿もまた素敵に見えていたんです」
加奈さんは大学卒業後に大手百貨店に就職し、休みの時は彼のデモ楽曲を編集したり、バンドのウェブサイトを作ったりで、365日フル回転だったそうです。