◆「大事な話があるから会いたい」と連絡したら…
由利さんは健一さんに「大事な話があるから会いたい」と連絡しました。初めて自分から主導権をもって物事を進めようとしたのです。会う約束はしたのですが、直前で約束を反故(ほご)にされ、彼氏のLINEは既読が付かなくなりました。
由利さんは彼にとって、便利で都合が良い女性だったのでしょう。
「あんな扱いされてやっと大事にされていないって気が付きました。未練はないです。男を見る目がないんだなって気づきました」
時間は元には戻せませんが、付き合おうとなったタイミングで「自分は結婚したいから、結婚を一切考えていないなら付き合えないよ」と宣言して、結婚の話をしやすい関係でスタートしておくべきだったのです。
もちろん、それだって必ず結婚につながるとは限りませんが、少なくとも男性のご機嫌を伺い続ける関係ではなくなります。