◆推し活で誤魔化していた自分の本音に気づいた

当時付き合っていた彼はいましたが、付き合っているかどうか分からないほど音信不通な状態で大切にされていなかったので、「自分は推し活があればそれでいい、このまま一生一人で推し活をしながら、飢え死にしない程度に働いて、最悪“のたれ死に”したっていい」という思いだったそうです。

とは言っても、周りや同年代の芸能人の結婚や妊娠出産報告を聞くことが増えてくると、あつみさんも自分の人生を見つめ直したいと思うようになりました。

そこで、推し活を続けながら、自己啓発のための本やブログを読み始めました。そして、推し活だけでなく、自分がやってみたいことを色々とやってみようと思い、ずっと気になっていた料理教室に通い始めたそうです。

これまで推し活以外に没頭できることはなかったので、そうやって自分が興味あることをやっていくうちに、本当はどう生きたいのか、どうなりたいのかということを自問自答するようになりました。

その結果、推し活で誤魔化していた、「愛されたい」「大切にされたい」「結婚したい」という本音に気づいたのです。