◆料理が得意でも、そのあとの洗い場は地獄絵図

埼玉に住む青田さん夫婦(仮名)は、共働きで家事全般はきっちり分担しています。共通の友人たちや、それぞれの家族とBBQやキャンプに行ったときも、夫の秀典さん(仮名)は、率先して豪快な料理をふるまってくれるそうです。

「彼の料理はとても美味しくて、大好きです。でも好きなのは“料理”だけ。使った鉄板や、生肉を切った包丁やまな板などは放置したままで、調味料のフタも開けっ放し。使った網やトングもそのままで、得意なのは料理だけで、“後片付けは全部放置する男”でした」

家事をしたつもりの勘違い夫
それは家での家事でも同じだとか。

「我が家は、仕事に余裕がある方が晩御飯を作ることになっていて、彼の担当のときは、やってくれるのはやっぱり料理だけ。道具は使いっぱなしで、材料も冷蔵庫にしまい忘れてそのまま外に出ていることもしょっちゅうです。鶏肉を切った包丁とかがそのままだと衛生的にも悪いし、生臭いし、なにより濡れたままでサビそうで、すごくいや。価値観の違いというだけでは、済まない気がします」

手伝った気になっているのが余計めんどくさい!