◆野営キャンプは最高!

 奈保子さんが予約したのは、いわゆる野営キャンプ場と言われるところでした。管理人は不在で、設備は蛇口が1つと仮設トイレが1つ。まさに上級キャンパーにぴったりの環境だったそうです。

「今までのキャンプ場とは全然違いました。車で向かったのですが『本当にここであっているかな?』って彼と顔を見合わせながら進んでいって……。結構、山の奥でしたね。車から降りると、川のせせらぎと鳥や虫の声しか聞こえなくて自然のど真ん中にいるな~ってすごく開放的な気分になりました」

 目を輝かせながら、奈保子さんは当時の感動を語ります。到着後はテントやタープの設置、寝床の支度などをしながら、キャンプに慣れた2人でのんびりと楽しんだようです。