【フェロモン香水の効果】デービッド・バーライナー博士
フェロモンについて面白い研究をしていた、アメリカ人のデービッド・バーライナーという博士がいます。
デービッド・バーライナー博士は、1987年ごろ人間の皮膚細胞を研究していたそうです。その時、たまたま皮膚細胞を入れた瓶を開けっ放しにしていたら、研究所の職員がなぜか機嫌がよくなり、ニコニコし始めました。
原因不明の機嫌の良さ。挨拶はしてくれるし、なんだか談笑まで行われる研究室。
瓶にふたをするとまたいつもの不機嫌顔になり、みんな黙々と仕事をこなし、眉間には皺が。
このことから、人間も退化していたと思われていたフェロモンを感知するのではないかと、研究が始まったそうです。
そして研究の結果、退化していたと思われていた鼻の先の鋤鼻(ジョビ)器官という部位でフェロモンを感知する事が分かったそうです。これは当時、学会でも発表されています。
【フェロモンの香水の効果】フェロモンはどこから出る?
ではフェロモンは体のどの部分からでているのでしょうか?
フェロモンは汗腺のうちアポクリン腺というところから出ているといわれています。アポクリン腺があるのは体の部位のうち脇、陰部、耳、肛門などです。
アポクリン腺から出る汗は独特のにおいがあり、一般的に「ワキガ」と言われます。そう、ワキガって嫌われ者ですが、実はフェロモンの香りでもあるわけです。
汗腺には数種類あるのですが、このアポクリン腺、日本人にはあまりなじみがありません。日本人にはアポクリン腺の数が少ないからです。
アポクリン腺の数は人種によって差があり、アポクリン腺の数でワキガかどうかが決まります。黒人では100%、白人で7-9割、アジア人は一番少なく日本人では1割程度がワキガだといわれています。
日本人でワキガが目立つのは圧倒的に少人数だからなんですよね。外国に行けば、ワキガは当たり前であるため目立ちません。
アポクリン腺が少ない日本人にはフェロモンが少ないのか?といえばそれはまた話が違うようです。
フェロモンについてはまだまだ研究段階であり、アポクリン腺が少ないからフェロモンが足りないんだわー!ということにはならないので、ご安心を。
ワキガには独特のにおいがありますが、実はフェロモンは無臭。このことからもアポクリン腺から出るフェロモンとワキガが違うことがわかりますね。
【フェロモン香水の効果】フェロモン香水
異性を引き寄せてくれるフェロモン。モテる女子はフェロモンが多いのでしょうか?
現状、モテる女子ではない私は諦めるべきなのか、それともどうにかするとフェロモンがバンバンのモテる女子に生まれ変われるのか!?
そんな不毛な悩みを持つ女性に朗報です。なんと女性用フェロモン香水なるものがあるのです。
フェロモン香水とはヒトフェロモンを発見したデービッド・バーライナー博士が研究に研究を重ねて人口的に作り上げることに成功した、フェロモンを配合した奇跡の香水なのです!
ちょっと怪しげですが、なんとこのフェロモン香水は、ちゃんと日米両国で特許を取っています。特許取得のフェロモンが配合されているなんて、効果も期待できそうですよね。