◆1の軸:洗濯物は、押し入れ⇔物干しと、同じ部屋で平行移動させるだけ
まず整えたのは、毎日する家事に関わる収納。洗濯の一連の作業を、滞りなく気持ちよく回せるような動線を考えました。
●服の持ち数を少なくする
服は増やしすぎず、必要な数だけ持つことが第一歩。さっと時間をかけずに整えられるよう、ゆとりをつくることが「きれい」をキープするポイントです。
●取り込み、しまう作業をいっぺんに
ピンチハンガーを押し入れの鴨居にかけ、真下の収納ケースを開けて、ポイポイ放り込む。洗濯物を取り込み→たたんで→仕分けて→しまうという動作がここで完結する。
●かごや紙袋で、ラクにすっきり
パジャマや部屋着は、朝ここで着替えたらかごにポン。子どもの靴下や下着などの収納は、「セリア」の茶色の紙袋を仕切り代わりに使うと、収納ケースの見た目もすっきり。
◆2の軸:好きな道具を、調理~片づけと気持ちよく流れるように配置
一日に何度も使うキッチンは視覚的な心地よさも大切にして、取りかかりの「面倒くさい」を減らしています。
●道具ひとつひとつに定位置を
調理中にすぐ取れるように、小さなフックを貼って、計量スプーンやピーラーにも指定席を。元の場所に戻すのもラク。
●食器は白とガラスをメインに
昔の「無印良品」のコンパクトなワイヤーシェルフに食器を収納。色や質感の違う和食器や汁椀などは、かごにまとめている。
●ほしい場所に収納を作る
フックやかごを使って、「あったら便利」な場所に収納をプラス。シンク横の上のかごにははさみやペン、下のかごにはごみ袋が。
◆3の軸:子どもがしたいことにすぐ取りかかれるシンプルな仕組みを
ダイニングテーブルのそばに絵や工作の道具を配置。子どもの機嫌がよいと、親は家事に集中できます。
●机に向かったまま片手でスイ~!
アルミのバットによく使うカラーペンをまとめて。片手で引いて取り出せて、しまうのも簡単。