昨今の材料費などの高騰により、銀座コージーコーナーも値上げを余儀なくされており、昨年3月まで151円だった「ジャンボシュークリーム(ホイップ&カスタード)」や「エクレア」は162円に、475円だった「苺のショートケーキ」は496円に値上げされていました。
それでも、「ジャンボシュークリーム(ホイップ&カスタード)」はビアードパパの「カスタードパイシュークリーム」(220円)より69円も安く、「ローソン」の「大きなツインシュー」(138円)と大して変わらない価格で提供しているのは、かなり頑張っている印象です。
また、昔からほぼ変わらないビジュアルでショーケースに並ぶ定番商品を前に、「昔、父親が仕事帰りに買ってきてくれたな」「学生時代、よくジャンボシュークリーム買ったなあ」といった懐かしい記憶がよみがえり、お店にいるだけで幸せな気分に……。個人的には「この気持ちは、シャトレーゼでは味わえない」と感じました。
一方、ヒット商品を次々と生み出しているシャトレーゼほどの勢いはないにせよ、ロッテグループであることをいかした商品や、「チョコミントミルクレープ」のようなオリジナリティあふれるケーキ、人気キャラクターとのコラボ商品なども展開しており、客を飽きさせない工夫も感じられます。
こうしたことから、この先、売上の伸び悩みがしばらく続くことはあっても、大きく下がることはないのでは? と勝手に想像した次第です。
なお、銀座コージーコーナーでは5月31日より「ふわシュワ台湾カステラ」(432円)や「マンゴータルト」(529円)などの期間限定商品が登場するそう。気になる人はチェックしてみては?