ただ、かつては「不二家」がライバルだった銀座コージーコーナーですが、ここ10年ほどで店舗数・売上高ともに右肩上がりのシャトレーゼに追い抜かれ、その差は開くばかり。
2019年3月期は売上高が253億円だったものの、20年3月期以降はコロナ禍の影響などで数字がダウン。コロナ明けといわれる状況になってからもコロナ前の数字には回復しておらず、好調とは言えません。
なお、洋生菓子に目がない筆者ですが、銀座コージーコーナーで買い物をするのはおよそ15年ぶり。シャトレーゼにはない魅力を探るべく、早速店舗に行ってみたいと思います。
【銀座コージーコーナー】定番「ジャンボシュークリーム」は162円
店舗に着くと、まず感じたのが「昔と変わってない!」。いや、店舗デザインなどはアップデートされているのかもしれませんが、古き良き洋菓子店の雰囲気が今も残っています。
ショーケースには、古くからの定番商品である「ジャンボシュークリーム(ホイップ&カスタード)」や「エクレア」(ともに162円)などがずらり。
茨城県産メロンを使ったフェア商品は、「コージープリンセス(2種メロン)」(734円)、「2種メロンのショートケーキ」(583円)、「2種メロンのタルト」(626円)、ホールケーキの「2種メロンのデコレーション(4号)」(2,700円)の4種類。
スポンジまでメロン色で、華やかな見た目にテンションが上がります。こちらの販売期間は、カットケーキ3種が6月6日、ホールケーキが8月15日頃までとのこと。
ホールケーキなど切り分けるタイプの商品は、「チーズスフレ」(594円)、「ふわふわクリームシフォン」(1,274円)、「チョコレートデコレーション(4号)」(2,160円)といった、フルーツが入っていないケーキがお手頃価格でした。