そしてカツオもどっしりした面構え! おろしたての生姜がよく利いて、カツオとの相性バツグン。おいしい! 

カツオ(写真:サイゾーウーマン)

 最後にいただいたトロは、おそらくびんちょうまぐろのトロかと思います。

 「こんなに厚切りで胃もたれしそう……」とためらいながら口にしたのですが、見た目よりさっぱり! とろける脂の質感はあっさりで、重たさのないトロで食べやすかったです。

厚みがあってもしつこくないトロ(写真:サイゾーウーマン)

 そして、ミニ茶碗蒸しでうれしい誤算!

 ぼーっと口にしていたら、具材にエビを発見。セットでついてくるような茶碗蒸しだと、具なしであることも多いだけにちょっとテンションが上がりました。

エビが入っていてうれしい(写真:サイゾーウーマン)

 刺身9切れと茶碗蒸しとお漬物と白米を完食! 腹具合も8分目とベストな状態で仕上がりました。

【はなの舞】ファミレス並みに使える!

 今回、はなの舞を利用して新たに発見した魅力は、以下の3点です。

①ランチメニューの充実ぶり
②海鮮のクオリティに安心感がある
③ファミレス並みに使える対応力の高さ

 ランチを提供している店舗は限られているようですが、メニューの充実ぶりはファミレス並み! 考えてみれば、居酒屋のメニューは唐揚げから刺し身からステーキまで、あらゆるジャンルの料理を提供しているので、ランチにそれが応用されたら、ファミレスになるのも当然といえそうです。

 そんな中でも、はなの舞といえば海鮮。海産物へのプライドは高いはずなので、刺身系を頼んで外れることはないでしょう。

 ランチを一度利用しただけではありますが、コスパの面でいえば、はなの舞よりおいしい刺身を出す店は確かにありますが、1,200円という価格でこれほど満足感あるものを食べられる点でいえば、かなり貴重なのでは。

 個人的には、はなの舞を「海鮮系ファミレスチェーン」として見直すことになった今回。グランドメニューをチェックすると、刺し身に醤油ではなくヒマラヤ岩塩などを合わせるという食べ方が紹介されていたので、今度は飲み屋利用してみたいと思いました!