疑うなかれ、ほんとうにお茶とお団子はやってくるし、お茶は熟練の技でこぼれないらしい。直接店頭で注文することもできるけれど、体験として楽しめるって良いなあとつくづく思う。面白いや楽しいって、満足に直結するんだなあと。対岸から団子が降ってくるってだけで、食べたくなるもんなあ。

その後、一関駅にも訪れてみた。在来線だけではなく新幹線も停まる駅なので、駅前はホテルも多くて、これまでの今日の旅では一関市の旧市町村を巡っていた分、大きなまちだなあと感じられたのだった。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
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