サイコパスの見分け方
「もしかしてこの人サイコパスなのでは?」と思うこともあるかもしれません。サイコパスであるか否かを見分ける方法があるなら知りたいですよね。サイコパスの見分け方についてご紹介します。
言動に注目する
サイコパスはいい人を演じていることが多いので見分けがつきにくいかもしれませんが、言動のどこかに違和感を感じることがあるはずです。サイコパスを見分けるには、言動に耳を傾けてみましょう。
すごくいい人だけどなんか怖さを感じるといった場合は、親しくならないうちに少しずつフェードアウトしていくことが大切です。
目の動きや瞳孔の開き
サイコパスを見分けるには、目の動きや瞳孔の開きに注目してみてください。サイコパスの人は、目を見ると虚ろになっていたり、口元は笑っているのに目は冷ややかで笑っていないといった特徴があります。また瞳孔が開いている場合も明らかに様子がおかしいので、注意することが大切です。
相手の過去を知っている人の評判
相手の過去を知っている人がいるかどうかを調べてみてください。サイコパスの人はいい人で評判も良く通っていますが、どこかで本性を表しているはずです。過去を知っている人を見つけたら、どのような人なのかをくわしく聞いてみましょう。
雑談してみる
サイコパスの人を見分けるためには、雑談をしてみてください。サイコパスの人とは、心が通い合うことがなかったり、感想を聞いてもうまく答えられなかったりすることがあります。
雑談しているうちに、話が飛んでいたり、関係のないことを喋ったりなどの様子が見られたら、サイコパスの可能性があるのです。
SNSをチェックする
サイコパスが疑われる人がSNSを利用していたら、チェックしてみてください。サイコパスな人はナルシストな傾向にあり、自撮りで撮ることが多いです。自分に自信を持っているので、見て欲しいというアピールが強いと言えるでしょう。
サイコパスになる原因とは? ソシオパスとの違いは?
サイコパスになる原因として先天的なものと後天的なものが考えられます。この2つの要因が組み合わさってサイコパスとなってしまうようです。
また、サイコパスに似た言葉に「ソシオパス」というものがあります。スペルは「sociopath」で、社会を表すsocioが入っていますので精神病質者(サイコパス)に対して社会病質者と訳すことができます。
なぜサイコパスになるのか、その要因からソシオパスとの違いまでご紹介します。
なぜサイコパスになるのか?
サイコパスになる原因は、先天的なものもありますが、幼少期の家庭環境もその原因として挙げられます。
1.愛情を一切受けずに育った。
2.子供の頃親の暴力を受けていた。
3.親が酒乱、または薬をやっていた。
4.極端な教育方針の素で育った。
上記のような環境で育ったためにサイコパスになってしまったということもあるようです。
幼少期に見られるサイコパスの片鱗
また、子供の頃のサイコパスの片鱗をいくつかご紹介しましょう。
1.あまり笑わない→感情が薄い
2.自分より弱いものを虐待する(犬猫・小動物などを殺す)→良心の呵責を感じない
3.すぐに暴れる→衝動的で計画性がない
4.よく嘘をつく→他人を利用する、罪悪感がない
5.規則を守れない→感情や行動をコントロールできない
ただし、子供はまだ社会性や倫理観が身についていません。これらに当てはまったからといって将来サイコパスになるとは限らないので注意しましょう。
ソシオパスとサイコパスの違い
ソシオパスは、サイコパスと同じく反社会性パーソナリティ障害で、他者への共感が欠如した人間です。
サイコパスとの違いとしてまず挙げられるのが、サイコパスは積極的に他者を傷つけるのに対しソシオパスは他者を積極的には傷つけないということです。また、前者は先天的な者が多いのに対しソシオパスは後天的な者が多いそうです。
サイコパスかソシオパスかは、他人を傷つけるかどうか、先天的かどうかなどで見分けられるかもしれませんね。