【当日編】結婚挨拶|ルール&マナーをご紹介
ここからは、結婚の挨拶当日に気を付けるべきルール&マナーについてご紹介します。
誰もが緊張する瞬間であるものの、自分のことを知ってもらうせっかくの機会でもありますので、適度に会話が楽しめるような時間にしたいものです◎
1.約束時間を厳守
当たり前ですが、遅刻は厳禁。約束の時間に遅れないように余裕を持って自宅を出発するようにしましょう。約束している時間の5~10分前を目安に到着できるのが理想です。また、玄関に到着したら以下のポイントについても今一度チェックしてみてくださいね!
- ●コートは裏に返してたたむ
●傘をたたむ
●服装や髪が整っているか確認
●携帯電話は電源を切るかマナーモードに変更
2.まずは玄関で挨拶
玄関では、彼がまず親を彼女に紹介し、続いて彼女を親に紹介します。紹介されたあとは、「本日はお時間をいただき、ありがとうございます」と丁寧にお礼を述べてから、靴を脱いで自宅に上がります。
家に上がるときは相手にお尻を向けないように正面から上がります。その後、横向きに膝をついて靴の向きを変えて、玄関の端に揃えておくのがマナーです。
3.部屋に通されたら改めて挨拶・手土産を渡す
部屋に通されたら入り口に一番近い下座に座るのが基本。上座を進められても一度断り、それでも「奥にお掛けください」と言われた場合は、お礼を伝えてその場に座ります。
全員が席に着くのを待ち、改めて挨拶の言葉を。その後、手土産を袋や風呂敷から出して渡します。このとき「お好きだと伺ったので、お口に合うと嬉しいです」など、自分なりの言葉を添えて。
4.本題の結婚の挨拶
自己紹介をして、場の雰囲気が和んで着たら結婚の報告を彼から切り出します。その後、女性側からも自分で挨拶を。「○○さんと結婚を前提にお付き合いをしており、これからも二人で支え合っていきたいと思っております」といった具体的な言葉で伝えることで、彼親に誠実な気持ちを伝えることができます。
もし彼親から彼自身や彼との将来について質問された際は、笑顔ではっきりと答えられると「息子のことをちゃんと理解してくれている」と彼親も安心してくれるはずです。
5.歓談
無事結婚の了承をいただけたら、お茶などをいただきながら和やかに歓談を。彼親と初対面であれば、彼から聞いていた事前情報をもとに、彼親に興味を持ってもらえそうな話題を振るのがおすすめです◎
また、彼親だからこそ知っている彼の幼少期の話しなどを聞くのもおすすめですよ。基本的にはその場にいる全員が楽しめるような話題を選びます!
6.おいとまの挨拶
どれだけ会話が盛り上がったとしても、長居は彼親にあまり良い印象を与えません。長くても2時間を目安においとまするようにしましょう。おいとまの挨拶に関しては基本彼に任せてOK。帰り際に女性からも簡潔に挨拶をしてくださいね!
【後日編】結婚挨拶|ルール&マナーをご紹介
結婚の挨拶に伺ったあとは、1週間以内にお礼の連絡をするのがマナーです。電話やメールで「先日は温かく迎えていただき、ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。
また、手書きのお礼状を送るのも丁寧で好印象です。短い文でも、自分の言葉で誠実に感謝を伝えることが大切です。
結婚の挨拶におすすめの手土産
最後に結婚の挨拶におすすめの手土産をご紹介します。手土産は彼親の好みや家族構成を踏まえて選びます。
予算は4千円から6千円がひとつの目安。あまり高すぎてもかえって気を遣わせてしまうので、大体5千円前後の価格帯で手土産を選ぶようにしましょう◎
1:和菓子
季節感を大切にする和菓子は、年配の方にも喜ばれることが多い手土産です。地域の銘菓や有名店の和菓子詰め合わせなど、上品なものを選ぶと良いでしょう。
おすすめ:
●とらや
●鶴屋吉信
2.焼き菓子
洋菓子が好きな方には、焼き菓子の詰め合わせが喜ばれます。上質で見た目もおしゃれなものを選び、包装にも気を配りましょう。
おすすめ:
●ヨックモック
●アンリ・シャルパンティエ
3.地元の特産品
自分の出身地や住んでいる地域の特産品は、話のきっかけにもなり、親しみを持ってもらいやすいです。地元の名物や有名な食品などがおすすめです。
まとめ
以上、本日は彼親への結婚の挨拶に関するルール&マナーについてご紹介しました。結婚の挨拶は緊張する場ではあるものの、ご自身のことを知ってもらう良い機会でもあります。せっかくの機会ですので、この機会を活かして、彼親との仲が深められるといいですね。
基本的には相手に対して誠実に。思いやりを持って行動すれば、彼親にもその気持ちが伝わり、息子の結婚相手が素敵な人でよかったと思ってもらえるはずです。これからの末永いお付き合いのためにも、ぜひ結婚の挨拶の場で彼親を安心させてあげてくださいね!