5歳になる下のお子さんは、英語学習ゼロのまま渡航したといいますが、現在はぐんぐんと語学を習得しているといいます。「ベストフレンドは居ない」とぼやいていたと言いますが、、トラブルなどはないのでしょうか。
「学校関係での問題は見受けられません。ただ移住当初、家庭内での英語学習を私が見ようとしたら大揉めしまして……。最初は私が喋れるからと気軽に考えていたのですが、親子だから衝突が激しくて、喧嘩が頻発するようになりました。
今は外部の講師に頼んでいますが、親子で教えあうのは、こんなに難しく寛容になれないものなのかと学びました。子ども側も母親が教えるとなると、甘えや衝突する気持ちが芽生えてしまうんでしょうね。学習を外注することは思わぬ出費ですが、仕方ないと思って受け入れています」
教育移住のイメージは、華やかで子どもの可能性を広げる情報が言われますが、実際はそういう側面もありつつも、一切トラブルや問題がないということはないようです。
とはいえ、それは日本にいても同じ。こうした問題を乗り越えながら、子どもも親も強くなっていくのかもしれません。
【ねこ田】
2023年末よりマレーシアはペナン島に教育移住中。9歳5歳の子どもたちは現在現地のインターナショナルスクールに通っています。教育移住のあれこれをInstagram(@necolife_penang)にて配信中。
<取材・文/おおしまりえ>
【おおしまりえ】
コラムニスト・恋愛ジャーナリスト・キャリアコンサルタント。「働き方と愛し方を知る者は豊かな人生を送ることができる」をモットーに、女性の働き方と幸せな恋愛を主なテーマに発信を行う。2024年からオンラインの恋愛コーチングサービスも展開中。X:@utena0518