◆身に覚えのないクール便に困惑
この件以来「このまま彼と付き合い続けてもいいのだろうか」と迷いを感じるようになった裕子さん。
そんな中、修二さんから「贈り物があるから、住所と電話番号を教えて」と言われたそうです。
「正直、彼への気持ちが冷めつつあったのですが、突然贈り物を送ると言われたら嬉しいですよね。タイミング的に誕生日も近かったので、花束でも送られてくるのかなとウキウキしました」と裕子さん。
しかし、そんな浮かれた気分は荷物の到着とともに打ち砕かれました。
「誕生日の1週間前に、彼のお母さんの名前でクール宅急便が2箱届いたんですよ」
「当時、私は実家に住んでいたのですが、受け取った母が“知ってる人?生ものみたいよ?”と不安そうな顔をしていたのを覚えています。そりゃあ、そうですよね。私、生まれてから一度も生ものを注文したことないですし、個人名からの贈り物ですもん」と裕子さん。
中身を開けてみると、1箱にはアジ、マグロなどの海鮮物が、もう1箱にはわかめが5~6袋、ちりめんが3袋ほど入っていたそうです。
「正直ストックするのにも場所を取るので、困りましたね。私の母も“こんなにいっぱいもらっても…何をお返しすればいいかもわからないし”と困惑していました」