◆彼の態度にゲンナリ
さらに裕子さんが悲しくなったのには、もう1つの理由があったそう。
「いつもは優しい彼が“ありがとう”の一言も言ってくれなくて。
それどころか、父母に“裕子、仕事遅いところあるけど大丈夫?”だとか、“足出まといになっていない?”とボソッと確認しているのが時折聞こえてくるんですよね。
善意で手伝っているはずなのに、なんでそんなこと言われなきゃいけないんだろうと惨めな気持ちになりました。彼にとっては、手伝って当然、仕事ができて当然なんでしょうね。家族の前ではいい顔を見せようと、私を蔑ろにする姿に幻滅しました」