2010年に不動産投資会社の社長と結婚してからは3人の子宝に恵まれ、メディアへの出演はほぼなくなったようだ。

 育児に勤しむ生活を送る中で、弁護士を目指すようになったそうである。

 彼女はもともと学習院大学の法学部を出ていて、そのため法曹界への憧れがあったという。

「22年から早稲田大法科大学院の既習コースに通うことになりました。夫も“やってみたらいいんじゃないか”と応援してくれたんです」

 しかし子育てとの両立はきつかったようだ。

「6時30分に起きて、上の子たちを小学校に行かせて、下の子を幼稚園に送り届けた後、早い時で8時50分から、遅くても10時40分から、夕方まで授業を受けます。終わりが遅くなる日は早大生御用達のお弁当屋さんで家族のご飯を買っていく。そして、自宅に帰って家事を済ませ子どもたちを寝かしつけると、だいたい22時を回ってしまう。そこから25~26時まで勉強する日々でした」

 偉いね!

 3月17日に卒業式を終え、来たる司法試験は7月10日から始まるそうだ。すでに企業法務を主に取り扱う弁護士事務所から、内定を得ているとのことだ。山本は力強くこういった。

「司法試験に受かって弁護士になれるように、死ぬ気で頑張ります」

 最近、アナウンサーを辞めて弁護士になるという女性が多いような気がする。性別を気にせずに働ける仕事だからかな。