■初出場は4名

 今回、初出場となったのはトンツカタンお抹茶、街裏ぴんく、真輝志、どくさいスイッチ企画の4名。

 お抹茶は『キングオブコント』(TBS系)で2度、準決勝に進出しているトリオ・トンツカタンのメンバー。昨年『R-1』で初の準決勝進出。2度目の準決勝でファイナルを射止めた。

 街裏ぴんくは芸歴20年目の漫談家。すでに業界内での評価は高く、今回の決勝進出者発表でも芸人仲間からひときわ大きな拍手が起こっていた。

 真輝志は漫才コンビ「きんめ鯛」として20年の「NHK上方漫才コンテスト」で準優勝するなど期待を集めていたが、一昨年をもってコンビを解散。以降ピン芸人として活動している。昨年、優勝した田津原理音とともに定期的なツーマンライブを行っており、4年連続の準決勝を経てついにファイナルの座をつかんだ。

 どくさいスイッチ企画は今回ファイナリストの中で唯一のアマチュア。「全日本アマチュア芸人No.1決定戦2023」で優勝経験があるほか、落語作家としての活動も評価が高く、今大会の台風の目になりそうだ。