実際にバームに触れてみると半固形状でしっとり、一般的なシェーディングパウダーと比べると密着度が高く発色もいい印象。
専用ブラシはコシがある一方で先端はふわふわと柔らかく、肌に優しい使用感です。
柄は約1.7cm(独自に計測)。指先でつまんだら毛先にバームを軽く取って、生え際の気になる部分をサッとなでるだけ。
商品パッケージ裏面、そして開け口の裏面にはおでこやもみあげ、つむじへの塗り方が詳しく書かれているので、参考にしながら使っていきます。
◆至近距離で見ないとわからないくらい自然
富士額で、おでこの両サイドの薄毛感が気になる筆者。
「おでこ隠しバーム」を、額の中央とその両サイドの生え際計3ヶ所に点でのせるところからスタート。
しかし、このままではさすがに不自然…。
次のステップは、この3点のあいだをつなげるようにぼかす!です。そうすることで、キレイな生え際ラインを描けるのだとか。最後は、おでこ両サイドの点からこめかみのほうへぼかして仕上げます。
まるで疑似産毛! 至近距離で見ない限り、色をのせているのがわからないくらい自然。
ぼかすときのポイントはブラシを寝かせ、毛流れにそって数回なでること。細い毛の質感をいい感じに再現できます。ただし、力を入れると色がつきすぎてしまうので注意。色づきが薄いときは重ね塗りをすればいいのだけれど、濃くなってしまうとぼかすのが難しいからです。
◆強くこすらなければ、半日はキープ
半日経つと、塗りたてから若干落ちてはいますが、変な崩れ方はしていないのでこれはこれでアリ。
ただ、ウォータープルーフ処方とはいえ、強くこすると色が落ちます。汗をかいたとき、タオルは使わないほうがよさそう。それと、キャップをかぶるときも内側が汚れる恐れがあります。
普段、前髪を下ろしているためおでこ全開ではない筆者ですが、髪を結んだときに強調されていた前髪横のすきまが埋まったことで、ナチュラルな小顔効果が得られたような―。