子育てに悩みはつきものですが、「トイレトレーニングがうまくいかない」は幼児期の子どもを育てるママ・パパたちにとって代表的な悩みの一つではないでしょうか?
「トイレにはいるまえにズボンをおろしちゃ…ダメー!!」
「おしりをふいたかみに(うんちのマーク)がついてたらしっかりふこうね」
「しっかりてをあらってね」
……といったトイレマナーをイラスト付きで教えてくれるのは、漫画家・イラストレーターの志士ノ まるさん(@shishishishimr)が6歳の息子さんのために制作した豆本『ひとりでトイレにいくときは』。男の子がトイレをするときの注意点や正しいやり方を教えてくれる一冊です。
同書の制作のきっかけや子育てにおける悩みなどを、志士ノ まるさんご本人に聞いてみました!
◆ひとり親で男子トイレにはついていけず、心配だった
――『ひとりでトイレにいくときは』を制作したきっかけを教えてください。
志士ノまる:うちの子には自閉スペクトラム症と軽度の知的障がいがあるんですが、身長が120cmを超えていて結構大きいんですね。私はひとり親なんですけど、一緒に女性用トイレへ入ると周囲の目がそろそろ気になってきて……。
――身長が大きいから余計に気になるかもしれませんね。
志士ノまる:ただ、2人で外出したある日、まさか行くとは思わないで「男の子トイレに行っておいでよ」と言ってみたら、本当に1人でサッとトイレに入って行っちゃたんです。