ネット上では「続きが気になる」「第5話でついに修羅場が始まりそう! キャー!」と好意的な声がある一方で、「展開が雑でツッコミどころ満載。『昼顔』や『あなたがしてくれなくても』のような繊細さを期待してたのにがっかり」「松本若菜と深澤辰哉がミスキャストに見える」と物議を醸している。

 しかしながら、こうした愛憎劇は“ネット実況向け”の内容といえるため、TVerでの集客につながっているようだ。

2位は柳楽優弥『ライオンの隠れ家』、脇にも主役級俳優揃い

 2位は、TBS系「金曜ドラマ」枠で放送中の柳楽優弥主演『ライオンの隠れ家』(金曜午後10時)で、お気に入り数は92.6万。1位の『わたしの宝物』に続き、2位も完全オリジナル脚本のドラマがランクインした。

 同作は、両親を事故で亡くしてから2人暮らしをしていた兄弟の前に、自身を「ライオン」と名乗る謎の男の子が現れるヒューマンサスペンス。兄を柳楽、自閉スペクトラム症の弟を坂東龍汰が演じており、脇を向井理や尾野真千子、岡山天音といった主役級俳優が固めている。

 ネット上では「一気見しちゃうくらい入り込める。心が温かくなる話とミステリーが良いバランス」「出てくる人がみんな良い演技で泣ける」と賛辞が目立つ。

3位は松下洸平『放課後カルテ』、深夜ドラマは菜々緒『無能の鷹』が健闘

 3位は、同名コミックが原作の『放課後カルテ』(日本テレビ系、土曜午後9時)。お気に入り数は89.3万だった。

 松下洸平の地上波ドラマ単独初主演となる同作は、主人公の“保健室の先生”が鋭い観察眼で子どもたちの“言葉にできないSOS”を見抜くヒューマンドラマ。

 初回の平均世帯視聴率は5.4%と微妙だったが、第2話で6.6%、第3話で6.7%と上昇しており、ネット上でも「松下くんがかっこいい!」「心温まる良いドラマ」と概ね好評だ。

 なお、放送前には二番手で出演している森川葵がXで『放課後カルテ』について「みんなほんとに素敵で可愛くて真面目で最高な児童たちです(宝石の絵文字) 自分も学園ドラマたくさんやってきたけど、先生役の方達はこんな気持ちだったのかなとか思っちゃいました。愛おしくてたまらない。(宝石の絵文字×2)」(現在は削除)と投稿。