まちづくり団体「大洗クエスト」は、茨城県大洗町にて「大洗町を冒険の拠点にする」をミッションに、地域活性化や関係人口創出等の活動を行っている。同団体は、令和4年度開催のまちづくりプログラムに参加した4名の会社員と共に、大洗町で水産加工や飲食・小売事業等を展開する「カジマ」の新商品開発の伴走支援を行ってきた。
今回、そのコラボレーションによって商品化した「ずわいがにたっぷりクリームコロッケ 極」500円(税込)を、11月17日(日)より販売を開始する。
「ものづくり」をテーマにしたチームを結成
「大洗クエスト」は、大洗町のまちづくりや地域活性化に関わる人たちを増やす関係人口の創出を目的に、令和5年1月より3カ月間のプログラムを開催した。そこに地域事業者側として「カジマ」が参加し、多様なスキル・経験・アイデアを持った町外在住の会社員4名と「ものづくり」をテーマにしたプロジェクトチームが結成された。
プログラム内での現地フィールドワークやオンラインミーティングなどを経て、最終的に「かに屋さんが本気でつくるカニクリームコロッケをつくろう!」と、プログラム最後の成果発表イベントでは試食会イベントを開催。「カジマ」を代表する「ずわいがにたっぷりコロッケ」との食べ比べを実施し、試食者69名中54名が「カニクリームコロッケをより買いたいと思った」という結果となったそう。
カニクリームコロッケ600個は完売
試食会イベント後、プロジェクトチームで3カ月間の振り返りと、今後の展開についての話し合いが行われた。
その結果、試食会でのポジティブな声を受け、「より多くの方に食べてもらう機会をつくろう!」と、大洗町で11月に開催された商工感謝祭&大洗あんこう祭にて、2日間限定販売を決定。