女性の正装~昼と夜のフォーマル服のルール

女性の正装特集!準礼服とは何が違うの?【フォーマルファッション】
(画像=『lovely』より引用)

女性の洋装のフォーマルファッションには、正装・準礼服を問わず、時間帯によって共通のルールがあります。

昼のフォーマル服

・ロング丈であまり肌を見せない。長袖または7分丈。光る素材の服は控える。
・靴:パンプスや中ヒールまたはハイヒールで、革製やサテンのもの。
・アクセサリー:光を抑えたもの。パールやコサージュなど。
例)アフタヌーンドレス・セミアフタヌーンドレス・ワンピース・スーツ

夜のフォーマル服

・格式の高い正装(フォーマル)になるほど、胸や背中の空いたドレスなど、肌の露出が許される。
・袖なしで、ヒール丈・フロア丈。光沢のある素材の服。
・靴:パンプスや中ヒールまたはハイヒールで、光沢がある金・銀でも大丈夫。
・アクセサリー:光沢のあるゴージャスなもの。 例)イブニングドレス・カクテルドレス・ワンピース・スーツ

女性の正装【和服】

日本人女性の正装というと、本来なら和服=着物なのでしょう。今の時代こそ洋装スタイルが一般的だけれど、もし着ることが可能なら、和服も素敵なフォーマルスタイルになりますよね。

また、和服の場合は、洋装のフォーマルのように時間帯ルールは関係ありません。ただし、親族などの立場や、未婚か既婚かによっての区別があるくらいでしょう。

・未婚の場合の和服

振袖を着用できる。家族など身内の結婚式や、友人の結婚式なら、中振袖や小振袖が良いでしょう。

・既婚の場合の和服

黒留袖や色留袖を着用。黒留袖は、身内の結婚式が一般的でしょう。   ・未婚または既婚でも着れる和服

訪問着。色無地の紋付。つけさげ(略礼服)。友人の結婚式に良いですね。

女性の正装【昼:ドレス】

女性が正装する場合なら、結婚式が一番多いのかもしれませんね。お祝いの席だからこそ、ルールはふまえながらも華やかに装いたいもの。

そこで、昼間の時間帯にふさわしい正装のアフタヌーンドレスや、準礼服にもあたるセミアフタヌーンドレスを挙げてみます。

・ピンクのアフタヌーンドレス

袖が7分丈のレースで、ロング丈の明るく綺麗な色のドレスは、昼間の正装として叶っていますね。家族や身内の結婚式には、このくらいの華やかさがふさわしいでしょう。発表会にもいいかも。

・ネイビーのアフタヌーンドレス

結婚式で、主役よりも目立たない雰囲気の正装ドレスを選ぶなら、ネイビーも大人っぽくて素敵です。家族や親しい友人の結婚式のお呼ばれに良さそう。

・ネイビーのセミアフタヌーンドレス

今時の準礼服なら、ミディ丈の華やかなドレスがいいでしょう。落ち着いたネイビーのレースでも、華やかさは充分にありますね。

女性の正装【昼:ワンピース】

結婚式など、女性の正装ドレスよりも着やすく、華やかに装いできるのはワンピースでしょう。今の時代、一般的にはかしこまった正装というよりも、準礼服ともいえるワンピースで昼間の時間帯にふさわしい感じのものを挙げてみます。

・淡いブルーのワンピース

春夏の結婚式にはぴったりな淡いブルーが可愛いワンピース。このくらいの準礼服なら、家族や親族関係の結婚式でもいいかも。

・ネイビーのワンピース

結婚式に限らず子供の入学式やお呼ばれ席など、いろんな場面にふさわしいネイビーのワンピース。一枚は持っていると、何かと役に立ちそうな理想の準礼服とも言えそうです。

・黄色のワンピース

レースが華やかでエレガント!落ち着きがある黄色なら、明るめの色でも着やすいかも。