女性の正装といえば、結婚式などの冠婚葬祭が多いですよね。けれど、実情は正装までいかない服装をすることがほとんど。準礼服や略礼服がかえってふさわしい場合も。今時の女性のフォーマルファッションはどんな感じ?パンツスーツはOK?

女性の正装~フォーマルファッションの実情

女性の正装特集!準礼服とは何が違うの?【フォーマルファッション】
(画像=『lovely』より引用)

結婚式やお呼ばれパーティーなど、正装が必要な時ってありますよね。女性の服選びはとても迷うもの。

正装となれば、ルール・マナーをふまえておかないとやっぱり恥ずかしい思いはするし、かといってカチカチになり過ぎず、おしゃれに着たいなとも思いませんか。けれど悩ましいのは、正装する機会って頻繁にあるわけでもなく、一枚の服にたくさんの費用をかけるのもためらってしまうところ。

また、一昔前ほどかしこまった服のスタイルではなくなった今の時代、最近の正装やフォーマル事情も気になります。どちらかといえば、今や準礼服よりな傾向も?必ずやスカートスタイルではないとNGになる?

そんな悩みや疑問を持つ女性へご参考までに、今時に見合った正装・準礼服をふまえながら、フォーマルでもいけそうなスーツやパンツスーツも一緒に紹介していきます。

女性の正装~今時のフォーマル

いわゆる「フォーマル」と言われる正装は、正式なルールや、ふさわしいとされるスタイルが分かれていますよね。また、いくらフォーマルでも、流行り廃りやファッションの種類も様々で、どんな感じの服装ならOKとされるのかも、ちょっと区別がつきにくい感じも。

けれど、一番格式が高いフォーマルスタイルを考えた場合、特に皇室がいい例ですが、よほど品格が必要とされる席や、身内の結婚式ではない限り、あまり一般的ではないと言えそうです。

最近の傾向で言えば、生活様式など事情は変わり、公の場でも略式的な感じだったり、いろんなスタイルの催しやパーティーがある中で、その場の雰囲気にふさわしい服装であれば問題はないのでしょう。女性なら、だいたいがおしゃれなワンピースやドレス系、場合によってはスーツやパンツスーツを着る人も増えてるかも。

女性の正装とは?~フォーマルの種類

おさらいまでに「正装」とは、式典・儀式や冠婚葬祭など、公の場で着る服装をいいます。きちんとした場や人前に出る時に、最も格式が高い「服装=フォーマル」をするのがルール・マナーでもありますね。

また、今は洋装のフォーマルファッションが一般的。いつもよりドレスアップしたり、品格ある装いがマナーです。お手本になるのは、皇室の方々が着ているドレッシーでロング丈の「正装」を見るとよくわかるかもしれません。

ここで「フォーマルスタイル」の種類を格式の順に挙げてみると

・正装…フォーマル。昼:アフタヌーンドレス・夜:イブニングドレス。皇室や身内の結婚式など。
・準礼装…セミフォーマル。昼:セミアフタヌーンドレス・夜:カクテルドレス。友人の結婚式など、最も一般的。
・略礼服…インフォーマル。平服もここに入る。一般的な服装。

一般人の公の場というと、そのほとんどが、特に身内の結婚式・喪の席・子供の入学式・お祝いなどお呼ばれの席やパーティーにあたるでしょう。

女性の正装~一般的な準礼服はどう違う?

正装とはまた違う「準礼服」は、いったいどんな服装をいうのかが気になるところですね。

正装が一番格式高いフォーマルスタイルだとすると、「準礼服」はそれより一段下の服装を差します。例えば、友達の結婚式・披露宴にお呼ばれされた時や、子供の入学式などに着るワンピースやスーツなど、セミフォーマルファッションを想像すればわかりやすいかもしれません。

実際には、この「準礼服=セミフォーマル」を着ることが多いのでは?

もちろん、普段着の雰囲気が出ていてはおかしいし、いつものオフィスなどに着ていくようなスタイルやスーツとは、基本的に別物と考えないといけませんよね。例えば、シルクやレースなどの素材でできたワンピース・アンサンブル・スーツ・パンツスーツなら、ふさわしい服装といえるでしょう。