「映画のエンドロールを目にした観客からは『鳥居みゆきが最後のクレジットにいたのに全然気付かなかった』といった声が飛び交っているんです。ほぼ主要キャストだけで話が展開されていくので、鳥居が出演していたことに驚きの声が上がっています。そんな中、公開後数日経ってから、SNSで映画公式アカウントが『既に観てくださった方はどこに登場したか気付きましたか!?これから映画を観る方はぜひ浅井満#坂口涼太郎)が登場するシーンに注目してみてください!!』と発信したことでさらに注目を集めました」(前出の映画ライター)
公式からヒントが出されたことで何とか発見することができたという観客も多いようだが、セリフもなく、映画の初見で気づくのはなかなかに難しそうとのこと。
芸能ジャーナリストの竹下光氏は語る。
「鳥居さんといえば芸人としてブレーク後、女優としてドラマや映画、舞台に出演したり、作家として小説を執筆したり、MV監督を務めたりとマルチな活躍を見せています。22年4月には出演した『有吉クイズ』(テレビ朝日系)で突然3年前に離婚したことを告白して話題になりました。独特の芸風に加えて、多彩な才能を持ち、私生活がベールに包まれていることなどもミステリアスな魅力に繋がっていて、数多いる芸人の中でも独特の存在感を放っていますね」
そんなカルトな人気を誇る鳥居だけに、「一度映画を鑑賞した人たちが彼女の登場シーンを確認しようと、もう一度劇場に足を運ぶかもしれませんね」(前出の映画ライター)とか。
鳥居が劇場版『ACMA:GAME』の巻き返しの最後の“鍵”になるかもしれない。